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わおおお
一番はずっと変わらない。
変わらない。動かない。俺のランキング。
二番目は、ウチの子供たち。
それからババアとか、長谷川さんとかがいて最後は俺。
「てめぇ…またスクーターでつっこんだのかよ」
「いいじゃない~今度はちょっと接触しただけで~」
「そのちょっとで なんっで俺ら真選組が出張んなきゃなんねーんだ?!ぁあ?!」
顔 ちかい、ってば。
「土方くんってば頭かったいなあ…こんな事情聴取ちゃちゃ~て終わらせちゃおうよ」
俺はぐてりと、机になだれるようにつっぷして上目使い攻撃。
「俺も早く帰りてぇ。大体なんで誰もいねぇの?!副長だぞおれは!」
……なんて攻撃効くわけもなくて、俺はそのまま狸寝入りを決め込む事にした。
すると、じぃと視線を感じた。
ぁあもう。熱いよ。
「ねぇ、そんなに見つめて…俺自惚れちゃうよ?」
「! 見つめてなんてねぇ!」
無いって…君さっきはあんなに熱視線送っておいて。
ぐ、と君の腕をつかんで、俺は離れた君を引き寄せる。
「好き」
「!」
「すきだよ ひじかた…」
人生で2回目の告白。
ねぇ、君はなんでそんなに顔を歪ませるの?
たばこ、吸わないの?
その原因が自分だと思うだけで顔の筋肉がゆるむ。
たまらないよ。ねぇ…
「世界で一番すき。」
俺は土方の手の甲にキスを落としてゆく。
「~~~~~~ッ!!!!!!!!!!」
机の下にすらりと伸びているであろう君の足が俺を蹴った。
しかし、顔は真っ赤で俯いて、いちいち俺のキスに反応しているのが分かる。
嫌なら手を力づくでも離せばいいのに。
こんな些細な反応が、俺のこともしかしてって期待させる。
でも。
こいつは、真選組が好きで、近藤の事気になっている。
知ってるから…だから頭の中ではこの反応、無駄な抵抗は期待していいものなのではない。
「ごめんね。もう少しこのまま…」
でも俺は好きにする
愛をそのまま伝えることにした
君が俺じゃなくて、他の奴を好きでも
今、この瞬間が
俺のもの
とりあえずこのまま